
[243] 志賀大「ゴールに向かって!」
★★準グランプリ

[107] 門平舞「明るい未来」
入賞
一般投票最多獲得賞

[18] 原しおり「陰翳礼讃」
総評
テラウチマサト氏

ポートレイトといってもプロのモデルを撮るのか、俳優さんやスポーツ選手、経営者やビジネスマン、はたまた家族や子供や幼児、乳児に至るまで、被写体の違いで写真の撮り方や工夫する点も変わってくるものだと思う。そんな多様な被写体の審査において次の4点を基準として審査させて頂いた。
①ポーズ、表情
②場所、背景
③洋服、ファッション
④光の演出、捉え方。
この4点から審査していったのだが甲乙付け難い作品も多く審査は拮抗したものになった。
そんな中、最終的に私が重視したのは、見逃せば記憶にも残らない様な、それでも写真にすると何だか気になって面白く見えてくるという写真の持つ特性を捉えた写真。すごいものを凄い!として撮るのでなく、普通の瞬間を撮って味わい深さに変えた写真。刹那を永遠として捉えたものに心惹かれた。何ということのないシーンが写真になると良く見えてくるというのは、撮影している人なら感じることも多いと思うそのポイント。写真の持つ曖昧性や生まれた瞬間に消えていくような柔らかさというのか、言葉にすると表現しづらい魅力、そんな写真に心惹かれた。言ってしまえば写真の奥深さを捉えた写真。改めて写真の面白さを確信させてもらえた機会に感謝します。
今井しのぶさん

全体的に前年度よりもレベルアップを感じました。昨年と同じフォトグラファーの方も多く参加されていて、一年前からぐんと腕を上げて、経験を積んでいらっしゃるからこその作品だなぁとじっくり拝見させていただきました。
フォトコンテストはそれぞれのカラーがありますが、ハイクオリティながらも温かさを感じるのが「IPAらしさ」という印象です。
見ていて元気になる作品や、圧倒的世界観の作品、余韻があり印象的な作品、アイデアが素晴らしい作品、どの作品も個性があり楽しませていただきました。
私自身過去にいろんなフォトコンテストにチャレンジしていました。テーマはクライアントの希望と考えています。どのように撮るとクライアントの期待以上のものを出せるのか、作品が魅力的に見えるタイトルの付け方など考えたことが糧となって今の私がいます。チャレンジすることに無駄なことはない!全力で取り組む皆様に感動いたしました!
自分自身の成長を感じ喜び、次なる課題を見つけ取り組むことができるIPAフォトコンテスト、今後の皆様のご活躍も応援しております!今年もワクワクする企画の審査員をさせていただき誠にありがとうございました。
審査委員長 森藤ヒサシ氏

第2回IPAフォトコンテストに応募いただき、ありがとうございました。
このコンテストは、"写真の持っている人を幸せにする力"を、広めていきたいという思いで昨年より開催しています。このコンテストを通して、たくさんのフォトグラファーが、幸せな写真を撮影し、撮影された人も幸せを感じ、そしてこの写真を見る人も幸せを感じることができたら、と思っています。
コンテストの審査の基準は、技術だけでなく、どれだけこの1枚にカメラマンの想いが伝わっているか、そして、インパクトもあり、何度も見返したくなるような写真かどうかがポイントです。
今回審査員である、テラウチマサト先生、今井しのぶ先生、そして私森藤ヒサシ、三人ともに、写真をやっている環境も違い、審査のポイントもそれぞれが違います。だからこそ、偏らず、誰が見てもいいと思う写真を選ぶことができたと思っております。
グランプリに選ばれた「ゴールに向かって!」は、家族の絆が写されているだけでなく、どうやって撮ったのだろうとじっくりとみてしまう写真でもあり、コンセプトや技術的にも素晴らしい作品でした。
準グランプリの作品も、フォトグラファーの思いが写真のこめられているだけでなく、レベルも高さも感じる写真でした。やはり、これまで培ってきた年月と、しっかりとした基礎力、アイデア力がこれだけの作品を生み出すのでしょう。だからこそ、しっかりと基礎を身につける必要性も感じました。
今回は、前回よりもみんなのレベルがアップしており、残念ながら惜しくも賞に入らなかった作品もとても多く、私たちも大変悩みながら、選ばせていただきました。
今回も400点の素晴らしい写真が集まったことに、心から感謝をすると共に、今後もコンテストは継続していきますので、また、来年素晴らしい作品をご応募いただけるよう、心からお待ちしております。














